クレヨンしんちゃん都市伝説「父ちゃんの怖い話だゾ」【後編】
まんじゅう兄妹は攻撃され逃げるが、道を阻まれてしまう。
化け物みさえに追い詰められた兄妹は、
自分たちの身体(まんじゅう部分)をちぎって投げて反撃する。
たまたま口に入ったまんじゅうの味が気に入った
化け物みさえはもりもりと
そのまんじゅうを食べ続けどんどん肥えていく。
最後に化け物みさえは
体脂肪120%三段腹くびれなしの姿になってしまった。
…と、そこで話していたヒロシは化け物を
みさえで想像して笑っていたのだが、
後ろにはなんと話を聞いていたみさえの姿が。
目の前でズタズタにされるヒロシを見ながら、
話を聞いていたしんちゃんとひまわりは
「なるほど。この話は本当に怖い話だったのだ」
と納得したのである。
…以上が、
「父ちゃんの怖い話だゾ」の内容となっているのだが、
クレヨンしんちゃんらしいだいぶコミカルな話であった。
まず化け物みさえの格好が、
かつての高木ブーなあたりで一定年齢以上の大人たちは
笑いを禁じえないのではなかろうか。
こんなおちゃめな話をするヒロシは、
映画などの名言が結構有名だったりする。
クレヨンしんちゃんを検索すると、
怖い系の都市伝説がよくひっかかるのだが
それとならんで名言集としてまとめたページがよく出てくる。
しかし、
そこでまとめあげられている名言集を見ると
「こんなのいつ言ってたんだろう」
というものがいくつかある。
おそらくファンが作った二次創作の話から
広まった都市伝説のセリフが混じっているのではないかと思っている。
都市伝説のものも混じっているかどうか
この広大なネット世界で調べきるのは難しいが、
どんどんかっこいいお父さんというイメージが
広まっていくのはヒロシから見たら嬉しいのではなかろうか。