クレヨンしんちゃん都市伝説「作者の怖い話の最後の絵とは?」【後半】

絵は、赤地に黒いペンでしんちゃんらしい顔がくずされたイラスト。

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一通りのキャラクター名。
ごめんねおらもう」と書かれた
文字が貼り付けられていた。

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失踪の報道がされた際に
ネット上にアップロードしていたらしい。

20111209001848733

見た人を困惑させ楽しんでいたのだろう。
これが本当に遺書であれば怖い話である。

しかし、

冷静に考えるとわかるのだが、
そんな絵が見つかったら関係者が隠すだろう。

そもそも原作者の臼井先生はアナログ(手書き)で、
しんちゃんをずっと作り続けていたのに、

その最後の絵というものがパソコンのペイントソフトで
描かれたものであること自体不自然である。
それに作者の一人称は間違っても「おら」ではないだろう。

作者は出身が静岡県で育ちが埼玉県であり、
「おら」の一人称は主に東北地方で使われる方言のだから。

 

…以上に挙げたものの、

他にも突っ込みどころが満載なこの最後の絵

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作者が亡くなったと大きく報道されたとき、
あまり作者を知らない人たちが疑うことなく信じてしまい、
世間の報道に乗じてどんどん広まっていってしまった。

そうしてこのアップロードされた絵は、
クレヨンしんちゃんに関する都市伝説のひとつ、
怖い話として並べられていた。

img_1

しかし、

結局はただのでっち上げである。
今はもう広まることもなくなった。
だが安心してはいけない。

怖い話だけど1度アップロードされ、
広まってしまった画像は今も、
そしてこれからもずっとネット上で世界を越えて残り続けるのだ。

ネット上だと感覚が麻痺しがちだが、
目の前のパソコンの向こうには生身の人間がいて
生活を営んでいることを忘れてはならない。

この画像を流されて、
長年のファンや関係者がどれだけ心を痛めただろう。

未だに検索したら出てくるその絵を見た
純粋なネットユーザが勘違いすることがないことを祈る。

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