クレヨンしんちゃんホラー「フランス人形の怖い話」【前編】
アニメクレヨンしんちゃんには,2つフランス人形にまつわるホラー回が存在する。
ひとつは1997年の夏に241話として放送された
「クレヨンホラー劇場・呪いのフランス人形だゾ」。
もうひとつは1999年の夏に328話としめ放送された
「本当に怖い呪いの人形の話だゾ」
どちらも野原家が呪いのフランス人形によって
支配されそうになる話である。
1999年放送の方は、
ジャークと名乗る呪いのフランス人形が
しんちゃんやひまわりのわんぱくさによって
叩きのめされるコミカルな話となっている。
1997年放送の方は、
色々と釈然としない部分が多く、
幼い頃に見たことのある人は怖い話として
強く印象に残ったのではないだろうか。
1997年放送の「呪いのフランス人形だゾ」の内容はこうだ。
ヒロシが会社の同僚から譲り受けた
フランス人形をお土産として持って帰ってくる。
みさえはその人形の雰囲気に不気味がるのだが、
ひまわりはだいぶ気に入ってしまい、
人形を離さないようになる。
後日会社にいくと人形をもらった同僚から、
「不吉なことばかり起こり、
気味が悪くて捨てられず
手放したかったのだ・・・」
と告白され、謝罪をうける。
ヒロシはすぐみさえに電話しわけを話すのだが、
やはりひまわりは人形を強く握って離さない。
しんちゃんがその人形に触れると
「汚い手で触るな!!!」
と、人形が喋り出した。