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クレヨンしんちゃんホラー「雪だるまの怖い話」【後半】

ちょうどいいことに、
しんちゃんが高熱を出してしまう。

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そして、

そんなしんちゃんが1人で
おとなしく留守番をすることになった。

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これは絶好のチャンスだと雪だるまは、
自分の体を全てツララにして
寝ているしんちゃんへ飛びかかる。

だが、熱でもうろうとした
しんちゃんはそれを手で受け止め、
アイスと勘違いしてツララになった
雪だるまをひたすれ舐め尽くしてしまった。

それからしっかり寝て体を冷やした
しんちゃんは熱が下がり、元気になった。

…というのが

真夏の雪だるまたゾ」の内容なのだが、
そんなに怖い話としてホラーらしく作られておらず、
どちらかというとギャグテイストである。

しかし・・・

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雪だるまが登場する場面、
冷凍庫から這い上がってくるのだが、
その瞬間はホラーであった。

それといつものクレヨンしんちゃんとは違い、
しんちゃんと雪だるま意外の人間の顔が
あまり出てこないようにされていたのである。

 

いつもは顔が出てくるような場面でも、
鼻から上が見切れるようになっていたり、後ろを向かせていたりと、

他の話とは違うことが起きるぞ~

という期待感を持たせる演出で
この回を怖い話として区別させていたのだろう。

しかし、

怖い話というには、
この回に出てくる雪だるまが
あまりにもかわいそうである。

しんちゃんに少しは

思い出してあげてほしかったな~

と最後には雪だるまに同情を禁じえなかった。

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