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クレヨンしんちゃんホラー 「恐怖の幼稚園と風間くん」【後編】

同じようにみんな消えていく・・・

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残された風間くんと
松阪先生はとんでもない光景を目にする。

 

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いなくなったみんなが石膏と化し、
天井から生えてくるように崩れ落ちてくるのだ。

松阪先生は発狂し、
風間くんの頭に掴みかかる。

しかし、

その松阪先生もいつもの松阪先生ではなかった。

松阪先生から聞いたことのない声を発しながら
風間くんを恐怖の幼稚園へと力ずくで引き込もうとする。

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けれど、

驚くことにそれら一連の話は
全て風間くんの夢だったのだ。

ほっと安心する風間くんだったが、
頭には掴みかかられた跡、手には夢の中でみた
石膏の欠片が握りしめられていた。

そして、

まさに夢で見たものと同じように、
迎えに来たバスには松阪先生と
知らない運転手、しんちゃんが乗っていた。

 

…と、こんなホラーな話である。

””松阪先生ならぬ声を発した存在は一体何だったのか?
夢から覚めた風間くんたちは
この後どうなったのかは一切不明である・・・””

 

幼い頃に見て、恐怖を覚えた人も多いはず。
大人になってから冷静に見ると、話の急展開ぶりに笑える。

いつものクレヨンしんちゃんのアニメの様式と違い、
雲がずっと流れていたり、カメラのアングルが妙だったりと
ホラーな演出が凝らされていて、
結局おっかなびっくり見ることになるのだ。

 

ちなみに、この恐怖の幼稚園だゾの作画を担当していたのは
アニメ「有頂天家族」の吉原正行監督である。
見る人が見ると松阪先生の立ち姿の
格好良さに惚れ惚れできる回でもあるので、
興味があったら1度ご覧いただきたいと思う。

過去のクレヨンしんちゃんにはこういった回が
度々挟まれているので、なかなか奥深いものだ。

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