風間くんが朝目覚めて幼稚園のバスを待っていると、
バスからいつも出迎えてくれるよしなが先生の姿がなく、
代理で松阪先生がバスに乗っていた。
運転手も園長先生でなく、
知らない人が代理で運転していた。
更に、いつも遅刻していないはずの
しんちゃんも既にバスに乗っていた。
風間くんはいつもと違う空気に不安を抱くが、
バスはいつも通り幼稚園に到着する。
しかし、
幼稚園自体がいつもと違っていたのだ・・・
人の気配がない。
松阪先生やいつものメンツで部屋の中の
どこを探しても誰も見当たらない。
外から辺りを見渡すと、
3組しかないはずの幼稚園の教室に
もう一つ教室が増えていることに気づく。
一同は不思議に思いながら、
増えていたその怪しい教室に入っていく。
そして、その教室から出られなくなってしまう・・・
気づくといつのまにか
マサオくんがいなくなっていた。
残されたみんなでトイレに行き、
探すが一緒にいたはずのネネちゃんの姿も消える・・・
ネネちゃんの泣き声だけが響くが
トイレの流水の音にかき消される。
まるでネネちゃんがトイレに流されたかのように・・・
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