いつものクレヨンしんちゃんとは違い、
ネネちゃんが主役となる。
または、
ネネちゃんのうさぎのぬいぐるみが
主役となってネネちゃんへの思いを語ることもある。
2014年現在もこのシリーズは継続している。
ネネちゃんに安息の日々は戻るのだろうか。
始まりは2003年6月、
「殴られウサギの逆襲だゾ」からである。
この回では例のうさぎが夜中起き出して、
ネネちゃんの母娘をこき使って、
いつも殴られていることにたいして反省させ、
逆襲を成功させていた。
しかし、
この逆襲だけではとどまらず、その年の12月に
「ネネちゃんのウサギがしゃべったゾ」でまた登場。
うさぎのぬいぐるみはネネちゃんのそばから離れ
シロの小屋に居候しようとあがりこむ。
戸惑うシロに
「痛みを感じない自分を殴って、
ネネちゃんは何が楽しいのだろう？」
と悩みを吐き出した。
だが、ネネちゃんが大事なうさぎなのだと、
必死に探す姿を見てそばから離れることを諦め、
殴られても一緒にいることにした。
ここまでだとちょっといい話なのだが、
そこから2006年になりまたうさぎは
「殴られうさぎたびたびだゾ」で再登場を果たす。
この回では、うさぎのぬいぐるみの自我に気づいたネネちゃんが
しんちゃんの家やゴミ置き場に置き去りにしようとするも、
うさぎのぬいぐるみが自分からしがみついてくるため離れられなくなってしまう。
最後は
うさぎがネネちゃんの首を締めようとする
ところで話が終わった。
他にも、
クレヨンしんちゃんの番組の終わりに
焼き鳥屋のマスターが色んな登場人物の話を聞くコーナーがあったのだが、
それに「うさぎもイッパイ飲みたいゾ」というタイトルで
殴られうさぎが更に出てくることもあった。
つい最近（2014年8月現在）にも殴られウサギが登場した。
今度はネネちゃんに乗り移り、
ネネちゃんに恐怖を与えているようだ。
まだまだ新たな手段でネネちゃんへの
逆襲を狙っている殴られうさぎ。
これからもまだ出番は続くのだろうか。