クレヨンしんちゃん都市伝説まとめサイト

クレヨンしんちゃんホラー 「うさぎのぬいぐるみの怖い話」

クレヨンしんちゃんにウサギのぬいぐるみ、と聞いてすぐに思い浮かぶのはネネちゃんである。「いや、ネネちゃんママだ!」と言える人はしんちゃんを長年見ている人ではないだろうか。ネネちゃんやネネちゃんママはウサギのぬいぐるみを殴ることで鬱憤を晴らしているところがある。

 

なぜ、ウサギのぬいぐるみを殴るようになったのか?

最初にウサギのぬいぐるみを
殴り始めたのはネネちゃんママであった。

ネネちゃんママが登場した当初は、

””かわいくて見るからに優しそうなママ””

という名目で登場した。

 

しかし、

実は大変気性の荒い女性

子どもたちというより、
しんちゃんのわんぱくに逆上し、
優しく穏便に接するが我慢の限界が効かなくなると

トイレなどの個室に閉じこもり、
壁を殴ることで自我を保っている

そんな何処かにいそうで
そんな極端なヤツいねーよ!」と突っ込みたくなる
ユニークなキャラとして存在しているのである。

 

子どもの頃はネネちゃんママの
裏表の激しさぶりがホラーにしか思えなかった。

けれど、大人になった今は、
共感禁じえずクスリと笑えるようになった人も
いるのではないだろうか?

そう、初登場時のネネちゃんママは
トイレの壁を殴る代わりに、
ぬいぐるみを殴って鬱憤を晴らしていたはずなのだ。

 

個人的解釈で述べると、騒音も出ないし、
拳を傷めることもないし、何よりクッションなどを持つより
可愛らしいぬいぐるみを持って歩いていることで
自身の可愛らしさをあざとくアピールできる。

そして、

その可愛らしいぬいぐるみを殴る時、
彼女の裏表の激しい性格が浮き彫りになるのである。

 

きっとクレヨンしんちゃんがホラーだとしたら、
彼女は藁人形に釘を打つような
怨念深いキャラクターだったのではないかと思う。

作者はそんな怖い話にありそうなシチュエーションを
ギャグとして消化するためにぬいぐるみをアイテムとして
使用したのではないだろうか。

 

しかし、

時が進むにつれて娘であるネネちゃんも
気性の荒い性格を受け継いでいることが判明。

のちに、母娘でお揃いのウサギのぬいぐるみを殴って、
日頃のストレスを解消するようになる。

更に近年になると裏であったはずのその部分の方が
クローズアップされてしまい、
最初の優しくかわいらしいママ像は完全に消失してしまった。

最近だと、ウサギのぬいぐるみを作っている会社に
殴り応えがない!」と
暗に伝えるクレームを送るまでになっている。
怖い話である。

そしてアニメでは夏の怖い話シーズンにて、
そのウサギのぬいぐるみからネネちゃん母娘が
逆襲を受けるホラー回を放送することになるという
ネタのつきなさぶりがまたユニークだったりする。